天皇
行政書士「皇位の継承」の問題
日本国憲法における皇位の継承について、最も適切なものはどれか。
1皇位は世襲のものであり、その継承の要件や順序は全て憲法自体が具体的に定めている。
2皇位の継承は内閣の助言と承認に基づくものとされ、天皇が自由にこれを定めることができる。
3皇位は世襲によることなく、国会の議決によってその都度継承者を選定すべきものとされている。
4皇室典範は憲法に附属する特別の法形式であり、その改正には憲法改正と同様の手続を要する。
5皇位は世襲のものであって、国会の議決した皇室典範の定めるところによりこれを継承する。
正解
5.皇位は世襲のものであって、国会の議決した皇室典範の定めるところによりこれを継承する。
憲法2条は、皇位は世襲のものであって、国会の議決した皇室典範の定めるところにより、これを継承すると定める。継承の具体的な要件・順序は憲法自体ではなく、法律である皇室典範に委ねられている。
?選択肢ごとの解説
1 ×継承の要件・順序を憲法自体が定めるとの誤り。具体的事項は国会の議決する皇室典範に委ねられている。
2 ×天皇が自由に定められるとの誤り。継承は皇室典範の定めによるのであり天皇が任意に定めるものではない。
3 ×世襲によらず国会がその都度選定するとの誤り。2条は皇位を『世襲のもの』と明示している。
4 ×皇室典範の改正に憲法改正同様の手続を要するとの誤り。皇室典範は通常の法律であり、その手続で改正される。
5 ○憲法2条は、皇位は世襲のものであって、国会の議決した皇室典範の定めるところにより、これを継承すると定める。継承の具体的な要件・順序は憲法自体ではなく、法律である皇室典範に委ねられている。
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