法系と比較法
行政書士「大陸法系と英米法系」の問題
大陸法系と英米法系の特徴に関する次の記述のうち、最も適切なものはどれか。
1大陸法系は個々の判例の集積を第一次的法源とし、体系的な制定法をもたない法系である。
2英米法系は包括的な法典の編纂を重視し、裁判官は法典の条文の適用に厳格に拘束される法系である。
3両法系は完全に隔絶しており、相互に制度を継受したり影響を与えあったりすることはおよそない。
4大陸法系は体系的な制定法を中心とし、英米法系は判例法を重視し先例拘束性が認められる。
5日本法はもっぱら英米法系に属し、ドイツ法やフランス法の影響を受けたことはないとされている。
正解
4.大陸法系は体系的な制定法を中心とし、英米法系は判例法を重視し先例拘束性が認められる。
大陸法系(独仏)は体系的な制定法を中心とし、英米法系(英米)は判例法を中心として先例拘束性の原理が認められる点に基本的な違いがある。
?選択肢ごとの解説
1 ×大陸法系はむしろ体系的な制定法を第一次的法源とする。判例中心とするのは英米法系であり説明が逆である。
2 ×包括的法典の編纂を重視するのは大陸法系である。英米法系を法典中心とする点が誤りである。
3 ×両法系は相互に影響し継受しあっており、近年は接近の傾向も指摘される。隔絶との点が誤りである。
4 ○大陸法系(独仏)は体系的な制定法を中心とし、英米法系(英米)は判例法を中心として先例拘束性の原理が認められる点に基本的な違いがある。
5 ×日本法は明治期にドイツ法・フランス法を継受した大陸法系を基礎とする。英米法専属との点が誤りである。
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ukamiru 過去問 · 行政書士 · gyosei-kiso-w1-0004
