法と社会規範
行政書士「法と道徳」の問題
法と道徳との関係に関する次の記述のうち、最も適切なものはどれか。
1法は外面的行為を主に規律し国家の強制を伴うのに対し、道徳は内面をも規律し強制を伴わない。
2法と道徳は規律対象も制裁も完全に一致しており、両者を区別する実益はないと一般に解されている。
3道徳は国家の物理的強制力によって履行が担保される点で、法と性質を全く同じくする社会規範である。
4法は人の内心の動機を一切顧慮せず、道徳もまた外部の行為だけを規律対象としている。
5道徳に反する行為はそのことだけで当然にすべて違法となり、法的制裁の対象となるのが原則である。
正解
1.法は外面的行為を主に規律し国家の強制を伴うのに対し、道徳は内面をも規律し強制を伴わない。
法は人の外面的行為を主たる規律対象とし国家の強制を伴うのに対し、道徳は内面(良心)をも規律するが外部的強制を伴わない点で区別されるのが伝統的理解である。
?選択肢ごとの解説
1 ○法は人の外面的行為を主たる規律対象とし国家の強制を伴うのに対し、道徳は内面(良心)をも規律するが外部的強制を伴わない点で区別されるのが伝統的理解である。
2 ×法と道徳は重なりつつもずれがあり区別の実益はある。完全一致とする点が誤りである。
3 ×道徳は国家の物理的強制力による担保を伴わない。法と全く同性質とする点が誤りである。
4 ×法も故意・過失など内心を顧慮する場面があり、内心を一切問わないとする点が誤りである。
5 ×道徳違反が直ちにすべて違法となるわけではなく、両者の不一致を無視する点が誤りである。
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ukamiru 過去問 · 行政書士 · gyosei-kiso-w1-0006
