法思想

行政書士自然法思想と法実証主義」の問題

基礎法学法思想難易度:normal
自然法思想と法実証主義に関する次の記述のうち、最も適切なものはどれか。
1自然法思想は、現に制定された実定法のみを法とみとめ、それを超える普遍的な法の存在を否定する立場である。
2自然法思想は時代や場所を超えた普遍的な法の存在を認め、法実証主義は実定法のみを法とみる。
3法実証主義は人間理性に基づく普遍的正義を法の本質とし、実定法をその不完全な反映にすぎないとみる。
4両思想はいずれも実定法の効力の根拠を神の意思のみに求める点で共通するとされている。
5自然法思想は近代以降に消滅した立場で、現代の法哲学ではもはや論じられることがないとされている。
正解
2自然法思想は時代や場所を超えた普遍的な法の存在を認め、法実証主義は実定法のみを法とみる。

自然法思想は時代や場所を超えて妥当する普遍的な法(自然法)の存在を認める立場であり、法実証主義は現に制定・承認された実定法のみを法とみる立場である。

?選択肢ごとの解説

1 ×実定法のみを認め普遍的な法を否定するのは法実証主義の立場であり、自然法思想と取り違えている。
2 ○自然法思想は時代や場所を超えて妥当する普遍的な法(自然法)の存在を認める立場であり、法実証主義は現に制定・承認された実定法のみを法とみる立場である。
3 ×人間理性に基づく普遍的正義を本質とするのは自然法思想である。法実証主義と説明が逆である。
4 ×自然法の根拠は神に限らず人間理性等にも求められ、両思想が神の意思で共通するとの点が誤りである。
5 ×自然法思想は現代でも人権論等を支える形で論じられており、消滅したとする点が誤りである。
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ukamiru 過去問 · 行政書士 · gyosei-kiso-w1-0007

【行政書士】自然法思想と法実証主義の問題と解答・解説|ukamiru 過去問