司法権と裁判官
行政書士|裁判官の独立に関する
裁判官の独立に関する次の記述のうち、最も適切なものはどれか。
1裁判官は所属する裁判所の上席裁判官の命令に従って事件を判断する義務を負うものとされている。
2すべて裁判官はその良心に従い独立してその職権を行い、この憲法及び法律にのみ拘束される。
3裁判官は内閣の方針に従って職権を行い、その行政各部の指揮監督に服するものとされる。
4裁判官の身分は手厚く保障され、心身の故障の場合を含めおよそ罷免されることはないとされている。
5下級裁判所の裁判官は、個々の事件の裁判につき最高裁判所長官の具体的な指揮監督に服するとされる。
正解
2.すべて裁判官はその良心に従い独立してその職権を行い、この憲法及び法律にのみ拘束される。
憲法76条3項は、すべて裁判官はその良心に従い独立してその職権を行い、この憲法及び法律にのみ拘束されると定める。これが裁判官の職権の独立の中核である。
?選択肢ごとの解説
1 ×裁判官は上席裁判官の命令に従う義務を負わない。命令に従って判断する義務を負うとする点が誤りである。
2 ○憲法76条3項は、すべて裁判官はその良心に従い独立してその職権を行い、この憲法及び法律にのみ拘束されると定める。これが裁判官の職権の独立の中核である。
3 ×裁判官は内閣や行政各部の指揮に服さない。司法権の独立に反し、行政各部の指揮監督に服するとする点が誤りである。
4 ×裁判官は心身の故障や弾劾裁判等の場合には罷免されうる。およそ罷免されないとする点が誤りである。
5 ×裁判官は個々の事件の裁判で他者の指揮監督に服さない。最高裁長官の具体的指揮に服するとする点が誤りである。
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作成・校閲:ukamiru編集部 · 最終更新 2026-08-15 · 行政書士 過去問 · gyosei-kiso-w3-0002
