事務管理

行政書士事務管理に関する次の記述のうち、民法の規定に照らし正しいものはどれか。

民法事務管理難易度:normal
事務管理に関する次の記述のうち、民法の規定に照らし正しいものはどれか。
1管理者は、いったん他人の事務の管理を始めた後でも、自己の都合でいつでもこれを中止できる。
2管理者は、本人のために有益な費用を支出しても、本人に対しその償還を請求することはできない。
3管理者は、本人の意思に反することが明らかな場合を除き、本人の利益に適合する方法で管理する。
4管理者は、事務管理をするにあたり、本人のために自己の名で取得した権利を本人に移転する義務を負わない。
5管理者は、本人のために事務を管理した場合、本人に対して当然に相当額の報酬を請求できる。
正解
3.管理者は、本人の意思に反することが明らかな場合を除き、本人の利益に適合する方法で管理する。

管理者は、本人の意思を知りまたは推知できるときはその意思に従い、本人にとって最も利益に適合する方法で事務管理をしなければならない(民法697条)。

?選択肢ごとの解説

1 ×自己の都合でいつでも中止できる点が誤り。管理開始後は本人等が管理できるまで管理を継続する義務を負う(700条)。
2 ×有益費の償還を請求できない点が誤り。管理者は本人のために支出した有益な費用の償還を請求できる(702条1項)。
3 ○管理者は、本人の意思を知りまたは推知できるときはその意思に従い、本人にとって最も利益に適合する方法で事務管理をしなければならない(民法697条)。
4 ×取得した権利を移転する義務を負わない点が誤り。委任の規定が準用され取得物・権利を本人に移転する(701条・646条)。
5 ×当然に報酬を請求できる点が誤り。事務管理は原則無償で、管理者に報酬請求権は認められない。
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作成・校閲:ukamiru編集部 · 最終更新 2026-08-15 · 行政書士 過去問 · gyosei-minpo-w1-0018

【行政書士】事務管理に関する次の記述のうち、民法の規定に照らし正しいもの…|正解「管理者は、本人の意思に反する…」|ukamiru 過去問