違法な剰余金配当の責任

行政書士分配可能額超過の配当と支払義務」の問題

商法・会社法違法な剰余金配当の責任難易度:normal
分配可能額を超えてされた剰余金の配当の責任について、会社法上最も適切なものはどれか。
1分配可能額を超える配当がされても、配当に関与した取締役は会社に対し何らの責任も負わないとされる。
2違法な配当を受けた株主は、善意であれば支払義務を負わず金銭を返還する必要はない。
3分配可能額を超える配当を受けた株主は、交付を受けた金銭等の帳簿価額に相当する額を支払う。
4会社の債権者は、違法な配当を受けた株主に対して直接に金銭の支払を請求することはできない。
5業務執行者の責任は、過失の有無を問わず無過失であっても免れることができないとされている。
正解
3分配可能額を超える配当を受けた株主は、交付を受けた金銭等の帳簿価額に相当する額を支払う。

会社法462条1項により、分配可能額を超える配当を受けた株主は会社に対し交付を受けた金銭等の帳簿価額に相当する金銭を支払う義務を負う。

?選択肢ごとの解説

1 ×取締役が責任を負わないとの誤り。配当に関する職務を行った業務執行者も連帯して支払義務を負う(462条1項)。
2 ×善意なら支払義務なしとの誤り。株主は善意・悪意を問わず会社に対し帳簿価額相当額の支払義務を負う。
3 ○会社法462条1項により、分配可能額を超える配当を受けた株主は会社に対し交付を受けた金銭等の帳簿価額に相当する金銭を支払う義務を負う。
4 ×債権者が請求できないとの誤り。会社債権者は配当を受けた株主に対し直接支払を請求できる(463条2項)。
5 ×業務執行者が無過失でも免責不可との誤り。業務執行者は職務を行うにつき注意を怠らなかったことを証明すれば免責される(462条2項)。
この問題の「深掘り・誤答の完全解説・試験のコツ・覚え方」はアプリで。

行政書士の全問を、一問ごとにAIの8-ways解説つきで。SRS暗記カード・全真模試・弱点診断まで。まずは無料で。

無料ではじめる →

ukamiru 過去問 · 行政書士 · gyosei-shoho-w3-0008

【行政書士】分配可能額超過の配当と支払義務の問題と解答・解説|ukamiru 過去問