匿名組合
行政書士「匿名組合契約の性質と効果」の問題
商法上の匿名組合に関する次の記述のうち、最も適切なものはどれか。
1匿名組合員は、営業者の業務を執行し、または営業者を代表する権利を当然に有するとされる。
2匿名組合員は、営業者の行為について第三者に対し直接に権利を有し義務を負うものとされる。
3匿名組合員の出資は労務または信用によることもでき、金銭その他の財産には限られない。
4匿名組合の契約は、一方が利益のみを分配し損失を分担させない旨を定めることはできない。
5匿名組合員の出資は営業者の財産に属し、匿名組合員はその業務を執行する権利を有しない。
正解
5.匿名組合員の出資は営業者の財産に属し、匿名組合員はその業務を執行する権利を有しない。
商法536条1項・3項により、匿名組合員の出資は営業者の財産に属し、匿名組合員は営業者の業務を執行し営業者を代表する権利を有しない。
?選択肢ごとの解説
1 ×業務執行・代表権を有するとの誤り。匿名組合員は業務執行権も代表権も有せず、営業は営業者が単独で行う(商536条3項)。
2 ×第三者と直接の権利義務との誤り。匿名組合員は営業者の行為について第三者に対し権利義務を有しない(商536条4項)。
3 ×労務・信用出資が可能との誤り。匿名組合員の出資は金銭その他の財産に限られ労務・信用による出資はできない(商536条2項)。
4 ×損失を分担させない定めができないとの誤り。匿名組合では利益分配が要素だが、損失を分担しない旨の特約も許される。
5 ○商法536条1項・3項により、匿名組合員の出資は営業者の財産に属し、匿名組合員は営業者の業務を執行し営業者を代表する権利を有しない。
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