商業使用人
行政書士|会社の支配人の権限および義務
会社の支配人の権限および義務について、最も適切なものはどれか。
1支配人は、その選任された営業所の事業に関する裁判外の行為のみをする権限を有する。
2支配人の代理権に加えた制限は、その旨を登記すれば善意の第三者に対しても対抗することができる。
3支配人は、会社に代わってその事業に関する一切の裁判上または裁判外の行為をする権限を有する。
4支配人は、会社の許可がなくても自ら営業を行い、他の会社の取締役となることが当然に認められる。
5支配人を選任する権限は取締役会にのみ属し、代表取締役が単独で選任することはできない。
正解
3.支配人は、会社に代わってその事業に関する一切の裁判上または裁判外の行為をする権限を有する。
会社法11条1項により、支配人は会社に代わってその事業に関する一切の裁判上または裁判外の行為をする権限(包括的代理権)を有する。本肢はこの支配人の代理権の範囲を正確に述べている。
?選択肢ごとの解説
1 ×裁判外の行為のみとの誤り。支配人の権限は裁判上の行為にも及ぶ包括的代理権である(11条1項)。
2 ×代理権の制限を登記すれば善意者に対抗できるとの誤り。支配人の代理権への制限は善意の第三者に対抗できない(11条3項)。
3 ○会社法11条1項により、支配人は会社に代わってその事業に関する一切の裁判上または裁判外の行為をする権限(包括的代理権)を有する。本肢はこの支配人の代理権の範囲を正確に述べている。
4 ×許可なく自ら営業や他社取締役就任ができるとの誤り。支配人はこれらを会社の許可なくしてはならない(12条1項)。
5 ×選任権が取締役会にのみ属するとの誤り。支配人の選任は業務執行の一環であり、代表取締役等も会社を代表して選任しうる。
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作成・校閲:ukamiru編集部 · 最終更新 2026-08-15 · 行政書士 過去問 · gyosei-shoho-w1-0003
