精神的自由
行政書士「結社の自由」の問題
憲法21条1項が保障する結社の自由に関する次の記述のうち、最も適切なものはどれか。
1団体を結成し加入する自由を含むが、加入しない自由や脱退する自由は含まれない。
2宗教団体や労働組合の結成は、それぞれ20条・28条が規律し21条の結社からは除外される。
3結社の自由は団体の結成のみを保障し、結成後の団体内部の活動には及ばないとされる。
4団体結成や加入の自由のほか、団体に加入せず又は脱退する消極的自由も含まれる。
5結社の自由は精神的自由であるため、暴力的破壊活動を行う団体の規制も一切許されない。
正解
4.団体結成や加入の自由のほか、団体に加入せず又は脱退する消極的自由も含まれる。
結社の自由(21条1項)は、共通の目的のため団体を結成し、それに加入し、団体として活動する自由を保障するとともに、団体を結成しない自由・加入を強制されない自由・脱退する自由という消極的結社の自由も含むと解されている。
?選択肢ごとの解説
1 ×消極的自由を含まないとの誤り。加入しない自由・脱退の自由も結社の自由の内容とされる。
2 ×宗教・労働組合の結成が21条から除外されるとの誤り。20条・28条は特別法的に重畳的に保障する関係にある。
3 ×結成後の団体活動に及ばないとの誤り。団体としての活動の自由も結社の自由に含まれる。
4 ○結社の自由(21条1項)は、共通の目的のため団体を結成し、それに加入し、団体として活動する自由を保障するとともに、団体を結成しない自由・加入を強制されない自由・脱退する自由という消極的結社の自由も含むと解されている。
5 ×破壊活動団体の規制も一切許されないとの誤り。結社の自由も公共の福祉による合理的規制に服しうる。
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ukamiru 過去問 · 行政書士 · gyosei-kenpo-w2-0009
