文章理解
行政書士「文章理解」の問題
大きな災害のたびに、被災地では住民どうしの助け合いが生まれる。危機はなぜ、日頃は疎遠な人々を結びつけるのだろうか。そこには、共同体というものの本質を考える手がかりがある。
ア それゆえ、平時に地域のつながりを育てておくことが、最も確実な防災の備えとなるのである。
イ この空白を埋めるのは、隣近所の住民による安否確認や物資の分け合いである。
ウ しかし、こうした助け合いは、日頃の付き合いという蓄えがあってはじめて機能する。
エ 災害の直後は、行政の支援が届くまでに、どうしても時間の空白が生じる。
オ 実際、過去の震災でも、倒壊家屋からの救出の多くは近隣住民の手で行われたとされる。
空欄に入る文章をア〜オの各文を並べ替えて作る場合、その順序として妥当なものはどれか。
1イ→エ→オ→ウ→ア
2エ→イ→オ→ア→ウ
3ア→エ→イ→オ→ウ
4エ→オ→イ→ア→ウ
5エ→イ→オ→ウ→ア
正解
5.エ→イ→オ→ウ→ア
導入文の話題をエが受け、エ→イ→オ→ウ→アの順で各文の接続詞と指示語が一本の論旨として連鎖する。
?選択肢ごとの解説
1 ×イ(指示語「この〜」)が冒頭に来ると、導入文の直後に受けるべき前提の文がなく、接続が成立しない。
2 ×結びのア(結論の「それゆえ」)がウより前に置かれ、論旨の帰結が根拠に先行してしまう。
3 ×ア(結論の「それゆえ」)を冒頭に置くと、導入文から直接つながらず、全体の締めくくりの位置も失われる。
4 ×オ(例証の「実際」)がイより前に来ると、受けるべき内容が前に存在せず、照応が破綻する。
5 ○導入文の話題をエが受け、エ→イ→オ→ウ→アの順で各文の接続詞と指示語が一本の論旨として連鎖する。
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作成・校閲:ukamiru編集部 · 行政書士 過去問 · gyosei-kiso8-0090
