文章理解
行政書士「文章理解」の問題
昆虫を食料として利用する動きが、世界的に注目されている。奇抜な話題として語られがちだが、その背景には食料問題への切実な危機感がある。
ア これに対して昆虫は、わずかな資源で効率よくたんぱく質を生産できるという利点を持つ。
イ 世界の人口増加に伴い、たんぱく質の供給を家畜だけに頼ることは難しくなりつつある。
ウ 畜産は広い土地と大量の飼料と水を必要とし、環境への負荷も大きいからである。
エ 昆虫食の未来は、技術の問題である以上に、食文化の変容という問題だといえるのである。
オ とはいえ、食習慣に根ざした抵抗感は強く、普及には調理法や加工の工夫が欠かせない。
空欄に入る文章をア〜オの各文を並べ替えて作る場合、その順序として妥当なものはどれか。
1ウ→イ→ア→オ→エ
2イ→ウ→ア→エ→オ
3イ→ウ→ア→オ→エ
4エ→イ→ウ→ア→オ
5イ→ア→ウ→エ→オ
正解
3.イ→ウ→ア→オ→エ
導入文の話題をイが受け、イ→ウ→ア→オ→エの順で各文の接続詞と指示語が一本の論旨として連鎖する。
?選択肢ごとの解説
1 ×ウ(話題の提示)が冒頭に来ると、導入文の直後に受けるべき前提の文がなく、接続が成立しない。
2 ×結びのエ(話題の提示)がオより前に置かれ、論旨の帰結が根拠に先行してしまう。
3 ○導入文の話題をイが受け、イ→ウ→ア→オ→エの順で各文の接続詞と指示語が一本の論旨として連鎖する。
4 ×エ(話題の提示)を冒頭に置くと、導入文から直接つながらず、全体の締めくくりの位置も失われる。
5 ×ア(対比の「これに対し」)がウより前に来ると、受けるべき内容が前に存在せず、照応が破綻する。
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作成・校閲:ukamiru編集部 · 行政書士 過去問 · gyosei-kiso8-0098
