文章理解
行政書士「文章理解」の問題
空の虹を何色と数えるかは、実は言語や文化によって異なる。色は自然の側にあるのではなく、人間の側が切り分けているのである。この事実は、色をめぐる文化の多様性を考える出発点となる。
ア つまり色の名前は、世界をありのままに写す鏡ではなく、文化が世界を整理する道具なのである。
イ その連続体をどこで区切って名前を付けるかは、言語ごとの約束事に委ねられている。
ウ たとえば、青と緑を一つの語で呼ぶ言語は、世界に数多く存在するといわれる。
エ そうした言語の話し手が色を見分けられないわけではなく、区切り方が異なるだけである。
オ 光の波長は連続的に変化しており、色と色の間に自然の境界線があるわけではない。
空欄に入る文章をア〜オの各文を並べ替えて作る場合、その順序として妥当なものはどれか。
1イ→オ→ウ→エ→ア
2オ→イ→ウ→ア→エ
3ア→オ→イ→ウ→エ
4オ→イ→ウ→エ→ア
5オ→ウ→イ→ア→エ
正解
4.オ→イ→ウ→エ→ア
導入文の話題をオが受け、オ→イ→ウ→エ→アの順で各文の接続詞と指示語が一本の論旨として連鎖する。
?選択肢ごとの解説
1 ×イ(指示語「その〜」)が冒頭に来ると、導入文の直後に受けるべき前提の文がなく、接続が成立しない。
2 ×結びのア(帰結の「つまり」)がエより前に置かれ、論旨の帰結が根拠に先行してしまう。
3 ×ア(帰結の「つまり」)を冒頭に置くと、導入文から直接つながらず、全体の締めくくりの位置も失われる。
4 ○導入文の話題をオが受け、オ→イ→ウ→エ→アの順で各文の接続詞と指示語が一本の論旨として連鎖する。
5 ×ウ(具体例の「たとえば」)がイより前に来ると、受けるべき内容が前に存在せず、照応が破綻する。
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作成・校閲:ukamiru編集部 · 行政書士 過去問 · gyosei-kiso8-0099
