文章理解
行政書士「文章理解」の問題
科学や行政の情報は、専門用語なしには正確に語れない。しかし専門用語は、伝える相手によっては理解の壁ともなる。この緊張関係をどう扱うべきだろうか。
ア この問題への対処として、専門家には、正確さを保ちながら言い換える技術が求められる。
イ たとえば、感染症対策の用語が伝わらず、必要な行動が広まらなかった例が指摘されている。
ウ ところが同じ用語が、市民に向けた説明の場では、内容の理解を妨げる障害に変わる。
エ 伝わらない正確さは、公共の場面においては、正確でないのと同じ結果を招くからである。
オ 専門用語は、概念を厳密に定義し、専門家どうしの誤解のない伝達を可能にしている。
空欄に入る文章をア〜オの各文を並べ替えて作る場合、その順序として妥当なものはどれか。
1オ→ウ→イ→ア→エ
2ウ→オ→イ→ア→エ
3オ→ウ→イ→エ→ア
4エ→オ→ウ→イ→ア
5オ→イ→ウ→エ→ア
正解
1.オ→ウ→イ→ア→エ
導入文の話題をオが受け、オ→ウ→イ→ア→エの順で各文の接続詞と指示語が一本の論旨として連鎖する。
?選択肢ごとの解説
1 ○導入文の話題をオが受け、オ→ウ→イ→ア→エの順で各文の接続詞と指示語が一本の論旨として連鎖する。
2 ×ウ(逆接の「ところが」)が冒頭に来ると、導入文の直後に受けるべき前提の文がなく、接続が成立しない。
3 ×結びのエ(話題の提示)がアより前に置かれ、論旨の帰結が根拠に先行してしまう。
4 ×エ(話題の提示)を冒頭に置くと、導入文から直接つながらず、全体の締めくくりの位置も失われる。
5 ×イ(具体例の「たとえば」)がウより前に来ると、受けるべき内容が前に存在せず、照応が破綻する。
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作成・校閲:ukamiru編集部 · 行政書士 過去問 · gyosei-kiso8-0091
