文章理解
行政書士「文章理解」の問題
噂は昔から、あてにならない情報の代名詞とされてきた。それにもかかわらず、噂が消えることはない。噂はなぜ、これほどしぶとく生き延びるのだろうか。
ア 不安な状況に置かれた人々は、空白を埋めるために、不確かな話にでもすがろうとする。
イ この見方に立つと、噂を抑えるには、罰則よりも確かな情報の迅速な提供が有効だとわかる。
ウ つまり噂は、単なる無責任なお喋りではなく、情報の欠乏に対する集団の反応なのである。
エ 噂が広がりやすいのは、人々の関心が高いのに、確かな情報が不足している場面である。
オ 実際、災害時に当局が詳細な発表を続けた地域では、流言の広がりが抑えられた例がある。
空欄に入る文章をア〜オの各文を並べ替えて作る場合、その順序として妥当なものはどれか。
1ア→エ→ウ→イ→オ
2エ→ア→ウ→オ→イ
3オ→エ→ア→ウ→イ
4エ→ウ→ア→オ→イ
5エ→ア→ウ→イ→オ
正解
5.エ→ア→ウ→イ→オ
導入文の話題をエが受け、エ→ア→ウ→イ→オの順で各文の接続詞と指示語が一本の論旨として連鎖する。
?選択肢ごとの解説
1 ×ア(話題の提示)が冒頭に来ると、導入文の直後に受けるべき前提の文がなく、接続が成立しない。
2 ×結びのオ(例証の「実際」)がイより前に置かれ、論旨の帰結が根拠に先行してしまう。
3 ×オ(例証の「実際」)を冒頭に置くと、導入文から直接つながらず、全体の締めくくりの位置も失われる。
4 ×ウ(帰結の「つまり」)がアより前に来ると、受けるべき内容が前に存在せず、照応が破綻する。
5 ○導入文の話題をエが受け、エ→ア→ウ→イ→オの順で各文の接続詞と指示語が一本の論旨として連鎖する。
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作成・校閲:ukamiru編集部 · 行政書士 過去問 · gyosei-kiso8-0085
