債権の消滅
行政書士「更改」の問題
更改に関する次の記述のうち、民法の規定に照らし正しいものはどれか。
1更改は従前の債務に代えて新たな債務を発生させる契約であるが、従前の債務は消滅しない。
2債務者の交替による更改は、債権者と更改前の債務者の合意のみによってすることができるとされている。
3更改によって生じた新たな債務には、従前の債務に付着していた担保や抗弁が当然に引き継がれるとされる。
4債務者の交替による更改は、債権者と更改後に債務者となる者との契約によってすることができる。
5更改前の債務が存在しなかった場合であっても、更改によって生じた新たな債務は有効に成立し存続する。
正解
4.債務者の交替による更改は、債権者と更改後に債務者となる者との契約によってすることができる。
債務者の交替による更改は、債権者と更改後に債務者となる者との契約によってすることができる(民法514条1項)。旧債務者の関与は要件ではない。
?選択肢ごとの解説
1 ×従前の債務が消滅しない点が誤り。更改は新債務を成立させることで従前の債務を消滅させる(513条)。
2 ×債権者と旧債務者の合意でできる点が誤り。債務者交替の更改は債権者と新債務者の契約でする(514条1項)。
3 ×担保・抗弁が当然引き継がれる点が誤り。更改で旧債務は消滅し担保や抗弁は原則として消滅する(518条参照)。
4 ○債務者の交替による更改は、債権者と更改後に債務者となる者との契約によってすることができる(民法514条1項)。旧債務者の関与は要件ではない。
5 ×旧債務がなくても新債務が成立する点が誤り。更改の前提たる従前の債務が不存在なら更改は効力を生じない。
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ukamiru 過去問 · 行政書士 · gyosei-minpo-w2-0019
