文章理解
行政書士「文章理解」の問題
地図は現実の土地を縮めて写した客観的な図だと思われている。しかし地図の歴史を振り返ると、地図は常に作り手の視点を映す表現であったことがわかる。
ア それゆえ、同じ地域を描いた地図でも、作り手が違えば異なる世界像が立ち現れる。
イ たとえば、自国を中央に大きく描く地図は、その国の世界に対する自己認識を反映している。
ウ この選択には、作り手が世界の何を重要と見なすかという価値観が必然的に入り込む。
エ どんな地図も、無限に豊かな現実から何を描き何を省くかという取捨選択の産物である。
オ 地図を読むとは、土地の情報だけでなく、その背後にある視点をも読み取ることなのである。
空欄に入る文章をア〜オの各文を並べ替えて作る場合、その順序として妥当なものはどれか。
1ウ→エ→イ→ア→オ
2エ→ウ→イ→オ→ア
3エ→ウ→イ→ア→オ
4オ→エ→ウ→イ→ア
5エ→イ→ウ→オ→ア
正解
3.エ→ウ→イ→ア→オ
導入文の話題をエが受け、エ→ウ→イ→ア→オの順で各文の接続詞と指示語が一本の論旨として連鎖する。
?選択肢ごとの解説
1 ×ウ(指示語「この〜」)が冒頭に来ると、導入文の直後に受けるべき前提の文がなく、接続が成立しない。
2 ×結びのオ(話題の提示)がアより前に置かれ、論旨の帰結が根拠に先行してしまう。
3 ○導入文の話題をエが受け、エ→ウ→イ→ア→オの順で各文の接続詞と指示語が一本の論旨として連鎖する。
4 ×オ(話題の提示)を冒頭に置くと、導入文から直接つながらず、全体の締めくくりの位置も失われる。
5 ×イ(具体例の「たとえば」)がウより前に来ると、受けるべき内容が前に存在せず、照応が破綻する。
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作成・校閲:ukamiru編集部 · 行政書士 過去問 · gyosei-kiso8-0078
