文章理解
行政書士「文章理解」の問題
睡眠は、活動を止めた無駄な時間のように扱われがちで、削ることが努力の証しとされる風潮すらある。だが近年の研究は、この見方を根本から覆しつつある。
ア この認識に立てば、睡眠時間を確保する工夫は、怠惰どころか合理的な自己管理だといえる。
イ 睡眠中の脳は休止しているのではなく、記憶の整理や定着といった作業を活発に行っている。
ウ さらに、睡眠には脳内の老廃物を除去し、心身の調子を整える働きもあることがわかってきた。
エ 逆に、睡眠を削り続けると、注意力や判断力が本人の自覚以上に低下することが示されている。
オ つまり睡眠は、失われる時間ではなく、翌日の活動の質を支える投資なのである。
空欄に入る文章をア〜オの各文を並べ替えて作る場合、その順序として妥当なものはどれか。
1ウ→イ→エ→オ→ア
2イ→ウ→エ→ア→オ
3ア→イ→ウ→エ→オ
4イ→ウ→エ→オ→ア
5イ→エ→ウ→ア→オ
正解
4.イ→ウ→エ→オ→ア
導入文の話題をイが受け、イ→ウ→エ→オ→アの順で各文の接続詞と指示語が一本の論旨として連鎖する。
?選択肢ごとの解説
1 ×ウ(添加の「さらに」)が冒頭に来ると、導入文の直後に受けるべき前提の文がなく、接続が成立しない。
2 ×結びのア(指示語「この〜」)がオより前に置かれ、論旨の帰結が根拠に先行してしまう。
3 ×ア(指示語「この〜」)を冒頭に置くと、導入文から直接つながらず、全体の締めくくりの位置も失われる。
4 ○導入文の話題をイが受け、イ→ウ→エ→オ→アの順で各文の接続詞と指示語が一本の論旨として連鎖する。
5 ×エ(対比の「逆に」)がウより前に来ると、受けるべき内容が前に存在せず、照応が破綻する。
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作成・校閲:ukamiru編集部 · 行政書士 過去問 · gyosei-kiso8-0079
